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ODA tracker (1)

保健分野へのODA分析

下記をクリックすると該当グラフへ移動します。

vol1_update

グラフの見方

本フローグラフは、2011年からのOECD開発援助委員会(DAC)加盟国における保健分野に関する政府開発資金(ODA)が、どのような機関を経由し、どの地域やどのような保健分野、どの程度支出されているのかを可視化することを目的として作成されました。タブを切り替えることで、支出先である地域や支出先の保健課題のフローが切り替わります。

各項目や棒グラフの内訳にカーソルを合わせていただくと、該当部分の拠出に当たるフローのみハイライトされます。
選択したデータをダウンロードすることもできます。(グラフ右上に「ダウンロード」ボタンがあります。)

ハイライトされたグラフ画像

グラフの見方:詳細説明

タブの切り替え

A-1:拠出国の表示方法は、3種類【全国名表示】【G7以外をその他として表示】【G7のみ表示】から選択できます。

A-2:

A-1で【全国名表示】を選んだ場合、A-2で表示したい国を29か国から選ぶことができます。29か国すべてを表示させるとデータが見にくくなるため、見たい国に絞って表示することをお勧めします。

A-1で【G7以外をその他として表示】を選ぶと、A-2でG7の7か国とその他(22か国のデータ)からデータを選べます。

A-1で【G7のみ表示】を選ぶと、A-2でG7の7か国のみが表示されます。A-2で(すべて)を表示すると7か国の比較ができます。

例:【G7のみ表示】で表示させる。

 G7のみ表示とした場合の画像

B-1 :経由機関方法は3種類【大分類】【小分類】【国連機関のみ】から選択できます。

B-2:

B-1で【大分類】を選ぶと、B-2で9種類の経由機関が選択できます。

B-1で【小分類】を選ぶと、B-2で詳細な経由機関(21種類)が選択できます。ただし、データの重くなるため、詳細な経由機関はすべてを表示させず、見たい機関に絞って表示することをお勧めします。

B-1で【国連機関のみ】を選ぶと、B-2で国連機関の8種類の経由機関が選択できます。

例:A-1【国連機関のみ】でB-2【WHO】を選ぶ。

 国連機関のみでWHOを選択した場合の画像

C-1 :拠出先表示方法は4種類【拠出先国・地域の大分類(地域)】【拠出先国・地域の小分類(国)】【拠出保健分野の大分類】【拠出保健分野の小分類】から選択できます。

C-2 :

C-1で【拠出先の大分類(地域)】を選ぶと、C-2で拠出金を受け取った7地域と複数領域にまたがる援助が選択できます。

C-1で【拠出先の小分類(国)】を選ぶと、複数地域にまたがる援助や地域への援助とともに各国への援助を選択できます。ただし、データが重くなるため、すべてを表示せず、見たい国に絞って表示することをお勧めします。

C-1で【拠出保健分野の大分類】を選ぶと、8種類の保健関連分野が選択できます。

C-1で【拠出保健分野の小分類】を選ぶと、さらに詳細な保健関連分野(23種類)が選択できます。ただし、データが重くなるため、すべて表示せず、表示させたい保健分野に絞って表示することをお勧めします。

例:C-1で【拠出保健分野の大分類】を選ぶ。

拠出保健分野の大分類を選んだ場合の画像

※Organisation for Economic Co-operation and Development(OECD:経済協力開発機構)はヨーロッパ諸国を中心に日米等を含めた38か国が加盟する国際機関です。国際マクロ経済動向、貿易、開発援助等といった分野について加盟国間の分析・検討を行っています。

参考文献:OECD  https://www.oecd.org/about/
参考文献:OECD東京 https://www.oecd.org/ja/about/
参考文献:経済産業省 https://www.meti.go.jp/policy/trade_policy/oecd/index.html

※Development Assistance Committee(DAC:開発援助委員会)とは、OECD加盟メンバー(29か国と欧州連合)による開発援助について議論する委員会です。

参考文献: https://www.oecd.org/dac/development-assistance-committee/

グラフ作成方法

本データは、OECDが公表しておりますCreditor Reporting System(CRS)に掲載されているデータをもとにしています。

CRSは、開発援助委員会(DAC)加盟国が拠出している援助プロジェクトやプログラムに基づいて、どの程度の金額の援助がどのような目的に使われたのかをデータベース化したものです。

  1. CRSデータベースからデータをダウンロードしました。
  2. データベース情報を統合し、保健分野のみのデータを抽出しました。
  3. 抽出したデータを拠出国・経由機関(多国間援助を通じた援助の場合)・支援地域・支援分野でデータを集計しました。
  4. Tableauというデータ可視化ツールを用いてグラフ化しました。

注釈

※ここでは、保健分野はセクターコード12XXX(保健)と13XXX(人口政策、リプロダクティブヘルス)、14XXX(水衛生)とした。保健関連分野として農業、食糧安全、マイクロクレジット等を含めました。

ドナー国(Excel:11KB)、 経由組織(Excel:36K)、 拠出先地域(Excel:11K)・拠出先 (Excel:20KB)や 拠出分野(Excel:12KB)のコード分類については、CRSのコード表をもとにしています。

※多国間援助のCRSデータベースの内、多国間援助組織を通した各国等でのプロジェクトにイヤーマークされた拠出のみ(contributions through multilateral organizations)を本データには反映させました。多国間援助に使用される拠出(Core contributions to multilateral organizations)は本データには含まれていません。

※CRSデータベース上の拠出金額は「米ドル」で表示されている。当該年のOECD換算レートを使って日本円に換算しなおしています。

本グラフの使用について

※本グラフは、下記の通りのデータ元をお示しいただき、自由にご使用ください。
©2022 保健分野における、新型コロナウイルス感染症や、三大感染症等に関する国際機関への我が国からの戦略的・効果的な資金拠出と関与に資する研究(https://oda.ncgm.go.jp/index.html)