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若林上級研究員が「コロナ禍における医療の国際展開とCOVAXファシリティ」と題して、講演

更新日:2022/01/13

2021年12月21日、グローバルヘルス政策研究センターの若林上級研究員が、神田外国語大学グローバル・コミュニケーション研究所主催の講演会に招待されました。「コロナ禍における医療の国際展開とCOVAXファシリティ」というタイトルで講演を行いました。

講演会の内容は、GCI講演会ページ(外部サイト)でご覧いただけます。

【講演要旨】
新型コロナウィルス(COVID-19)の感染拡大が続く中、国際社会における「ワクチンへのアクセスの不平等」が深刻な問題となっています。その有効な解決策として注目される「COVAXファシリティ(COVID-19 Vaccine Global Access Facility)」とは、COVID-19のワクチンを複数国で共同購入し、発展途上国も含めて公平に分配するための国際的な枠組みであり、国際医療分野における国際協力の新たな枠組みとして注目されています。有効な解決策として注目されている「COVAXファシリティ」とは、どのようなもので、現在までにどのような実績があり、またどのように評価されるのかについて解説しています。また、質疑応答においてワクチンの分配という枠組みにおいて、国際社会や日本は今後どのような対応が必要なのか等を参加者とともに深めています。本セミナーでは、COVID-19が国際社会にもたらした変容と、ワクチンの分配や医療という観点からみた国際協力と日本の役割について理解を深める。さらに、コロナ禍に生きる私たちの生活や今後の医療分野のグローバルガバナンスの在り方と課題について考察しています。

※講演内容は、2021年12月時点の情報に基づいております。
※講演内容は講演者の個人的見解であり、講演者が所属していた組織等の見解ではありません。